亢龍の時は必ずくる【亢龍の時は必ずくる】飛龍は必ず亢龍になる。 そういう時の勢いがあるのですから、仕方がありません。 だから、飛龍になった時から 「亢龍の研究」を始めなければなりません。 急激に失墜して落ちていく亢龍になるか、 あるいは勇退してゆるやかにソフトランディングする亢龍になるかは、 飛龍の時にいかに自分に陰を生じさせられるかどうかにかかっています。 驕り高ぶるということは、いいかえれば感受性の喪失です。 鈍感になって、自分もまわりも客観視できなくなり、 最後は善悪の区別さえわからなくなって失墜していきます。 「亢龍悔いあり。」 「亢龍悔いありとは、何の謂いぞや。 子曰く、貴くして位なく、高くして民なく、 賢人下位にあるも輔くるなし。 ここをもって動きて悔あるなり」 竹村 意訳: 驕り高ぶり、昇りつめた龍は必ず後悔する。 亢龍に悔いがあるとは、どのような意味か。 高貴に見えるが、位は持たず、 高いように見えても治める民を持たず、 賢人が臣下にいても、もはや助ける術がない。 このような状況で、何かを為そうと行動しても、 必ず悔いることになる。 亢龍はもっと進もう、もっと偉くなろうとして、 ついに雲が到達できない高みに昇っていきます。 こうなると、もう雲は付いていけません。 いくら賢い部下がいて、助け船を出そうとしても、 最後はあきらめて、さじを投げてしまいます。 それでもまだ止まらず、上へと動こうとすれば、 失墜すると教えています。 『リーダーの易経 第七章』より 『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』 (角川SSC新書)¥864 よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^) ☆引用される場合は必ず引用先を明記されるよう、お願いします☆ 中日新聞夕刊7/24のランキング 三省堂書店 名古屋高島屋店 & 星野書店近鉄パッセ店 共に1位! 感謝です! 三省堂品川駅南店 7月18日の朝日新聞・全国版に掲載されました。 紀伊國屋書店新宿本店・新書部門1位(7/14) 星野書店近鉄パッセ店・新書部門1位(7/6~12) 三省堂書店 名古屋高島屋店・総合1位(7/10~16) 感謝です! 『リーダーの易経』が角川SSC新書のベストセラーランキングで1位、一番ほしい物リストで1位! なんと、一番ギフトとして贈られている商品で1位は『超訳・易経』でした! (2014.7.16現在) 丸善丸の内本店で、新書ランキング5位!(7/14~23) 三省堂書店名古屋高島屋店で平積み! 全国の三省堂、紀伊國屋、丸善ほか、大型書店にあります。 ジャンル別一覧
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